Karyn White "Superwoman"
Mary J. Blige "Not Gon' Cry"
そしてGladys Knight "I Don't Want To Know"。
これはわたしが勝手にSuerwoman3部作と名付けている
エドモンズ氏作の曲ですが、悲惨さで言ったら
I Dont't Want To Know > Not Gon' Cry > Superwoman
だわね。
そうね、まるで祖母から母へ、そして母から娘へと、代々
受け継がれるDNAのようなものかもしれないわ。
Superwomanのときはまだ良かったのよ。
オレンジジュースが酸っぱいだことの、急いで帰宅して
夕飯を作ったのにお腹がいっぱいだことの、新聞読んで
わたしとは話してくれないだことの、そんなのまだ
かわいいレベルだわ。
Not Gon' Cryになると、11年も尽くしたのに、世間が
あなたを見放したときでもわたしだけは側にいたのに。
だって良いときも悪いときも、病めるときも健やかなる
ときも、って誓ったんですもの。
それなのにそんなに簡単に出て行ってしまうのね。
だけどわたしは泣かない、泣かない、泣かない、って
耐えるのよ。
それがI Don't Want To Knowになるとどうよ。
とうとう、わたしは腹をくくるの。
そして、出ていくならいけばいい、でも最後にもう一度、
この愛をよく見てから行って。
あなたの人生で、これほどの愛にめぐりあうことは
もう二度とないでしょうから。
わたしにはすでに流す涙さえ残っていないわ。
ってところまでたくましくなるのよ。
童顔、恐るべし(゚Д゚)ノ
そして"I Don't Want To Know"でのエドモンズ氏の
バックコーラスが美しすぎて、悲惨すぎる状況の中でも
健気に前を向いて進もうとしている彼女の未来に華を
添えているかのごとくで、余計に涙をそそるのよ。
このアルバムには Jam & Lewis の曲も入っていて、
最後は彼女のさすがの歌唱力を堪能できる
"End of the Road" を含むライブでのメドレーも
あるのでお薦めかしら。
そういえばグラディスは、たしかDionne Warwickと
Patti LaBelle と一緒に "Superwoman" のカバーを
しているんじゃなかったかしら?
この3人だと迫力ありすぎて、別の意味でスーパーウーマン
になるのよ。
「オレンジジュースがすっぱいですって?
わたしの夕飯が食べられないって言うのっ?!」
っていう勢いw