エドモンズ氏のニューアルバムのタイトルが
"Return of the Tender Lover"なので、ワタクシも
Tender Loverに戻ってきたわ。
とは言っても、ワタクシの場合、戻るも何もここから
動いたことないじゃないのっ。
このアルバムが発売された1989年当時はCDなんてなく、
レコードかカセットテープで、A面/B面だったのよね。
A面にアップテンポの曲を集め、B面はバラード曲よ。
ワタクシ、このアルバムがきっかけでエドモンズ氏および
ブラックミュージックに夢中になったのよ。
それまでは"BURRN!"を定期購読していたロック少女だったの。
1曲目の"It's No Crime"の中で、
If I'm guilty of love, let me do my timeと言っているわ。
君を愛することが罪になるなら刑期を務めるよ、って意味
なんだけど、ワタクシも無期懲役刑で収監中。
模範囚だけど仮釈放なんてお断りなんだからっ。
それから"It's No Crime"は、ワタクシが1994年に初めて
生エドモンズ氏を体験したNKホールでのライブの一曲目
だったのよ。
この曲のイントロが流れる中、エドモンズ氏がステージに
せり上がってきたとき、あまりの興奮に尿漏れしたわ。
今でもその光景は鮮明に思い出せてよ。
2曲目の"Tender Lover"も、本当にカッコイイのよ。
この曲はアルバムとPVでちょっと曲調が違っていて、PVは
ボビー・ブラウンが登場するのよね。
なぜか馬のかぶりものしたお姉さんも登場するんだけど。
Eleanor Rigbyはいつもひとりぼっち、と歌っているけど
Eleanor Rigbyって誰かしら?とか、"sky is the limit"
(可能性は無限)っていう表現があることを知ったり、
「おねえちゃん」って聞こえるところは何て言ってるんだろう?
とか、思えばこのアルバムでエドモンズ氏に夢中になったことで
ミーハー根性に拍車がかかり、とにかくエドモンズ氏を知りたい
一心で意味なんてわからなくても英語の文章を読むようになった
んだわ。
山本耕史も真っ青の執念よ。
その2に続くわ。