(前投稿からの続き)
Boyz II Menのコンサート会場で、Shawn Stockmanの
"On That Note"というポッドキャストの宣伝をしていて、
何気にチェックしたら童顔が!
Shawn(以下S):
多くの人があなたに影響されたのは間違いないと思いますが、
ソングライターとしての、或いはプロデューサーとしての、
アーティストとしてのベイビーフェイスに影響を与えたのは
誰なのかを知りたいです。
あなたが子どものころ、エドモンズ家にはどのような音楽が
流れていたのでしょうか。
童:Chubby Checkerの"The Twist"とか。
当時、祖父の家で兄やいとこたちと一緒によく遊んでいたのを
覚えている。
音楽が流れてくるとみんなに「踊ろう」と言われるんだけど、
みんなの前で踊るなんて絶対にイヤだった。
祖父の家で撮った家族全員の写真があって、その中で自分だけが
大きな帽子をかぶっていて不愛想に映っているんだ。
兄たちにはいつも「ちょっと人と違う」と言われていた。
2年生のころはボクシングに夢中でカシアス・クレイに憧れて
ボクサーになりたかった。
だけどテリーっていう子と半ば強制的に戦わされてあっという間に
倒されてしまい、ボクサーとしてのキャリアは終わってしまった。
※童顔がボクシングって・・・笑笑笑
5年生から6年生のときは、小学校で"The Crooked Creek Crickets"
というコーラスグループに入りたくてオーディションを受け、
ケヴォンとメルヴィンは合格したのに自分はメンバーになれなかった。
しかも音楽のダン先生(The Crooked Creek Cricketsの代表)の
お手伝いで椅子を並べていたとき、椅子をうっかりをダン先生の足の
上に落としてしまい、ダン先生に人種差別的な言葉で怒鳴られたんだ。
もしかしたらThe Crooked Creek Cricketsに入れなかったのはそれが
原因だったのかもしれないけど、ダン先生を怒らせてしまったことと
The Crooked Creek Cricketsのメンバーになれなかったことは僕の
子ども心にはダブルパンチだった。
音楽が重要になり始めたのはメルヴィンがバンドを始めたから。
メルヴィンは"Soul Innovations"と"Revolution Compared to What"
という二つのバンドに入っていて、それまで「ラジオで聴く」もの
だった音楽が常に身近にあるものとなり、メルヴィンがギターを買って
すべてが変わった。
「どうして人と話さないの」と訊かれても「だって何も話すことがない」
と答えるようなシャイな子どもだった僕にとって、曲を書いてメロディに
することが感情表現の手段だった。
S:あなたにソングライターとしてのインスピレーションを与えたのは
誰ですか。
童:スモーキー・ロビンソン。
The Crooked Creek Cricketsには入れなかったけど、6年生のときに
友だちとコーラスグループを作ってクラスの前でスモーキーの
"Here I Go Again"を歌ったんだ。
自分が初めて作った曲は"Here I Go Fallin' In Love Again"といって、
明らかに"Here I Go Again"にインスパイアされている。
タイトルを少し真似ただけだけど。
S:今日ここにいるあなたもそうですが、ふだんは物静かで控えめな
あなたがステージの上でパフォーマンスしているときはまるで別人の
ように自分の殻を破ることができるのはなぜですか。
童:それは自分でもわからない。
何年も前から人前で演奏してきたから、観客を退屈させないために
何をすればいいのか経験として知っているからかもしれない。
ステージに立つと音楽を通して何かが起こり、どこからかユーモアが
湧いておもしろいことを言えたりするんだ。
別人格というのとは違うけど。
S:それはまさにあなたが偉大なソングライターであることの証明
だと思います。
ソングライターやプロデューサーというのは、文字通り自分自身から
自分を引き離しながら、なおかつ自分自身を投影していかなければ
ならない仕事だから。
童:わたしの曲作りのプロセスというのは、心の中にあるもの、
何かを見て感じたことを何でも書いてみること。
誰のために曲を作るのか、目的によってもプロセスは変わるけど。
自分が一番恵まれていると感じるのは、とにかく昔からたくさんの
音楽を聴いてきてどんなジャンルの音楽でも好きになれることです。
※これ、LA ReidもR&B Moneyで同じこと言ってました。
違う時代に育っていたとしても、きっとその時代の音楽でわたしを
インスパイアするものを吸収したと思います。
批判的にならず、どんな音楽でも聴いてみること。
その音楽のジャンルが何なのか完璧には理解できなくても、
ある程度には理解したらあとは他の人の助けを借りることもある。
どんなに万能だとしても自分は自分が聴くようにしか聴けないから、
他の人とコラボレイトすることで気づくことがあるのです。
(続く)